運営会社:アグナス株式会社

投資としての駐輪場経営

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駐輪場経営を投資として始めたきっかけは、ふとしたことでした。近所のおじさんとの会話の中で、「最近、土地の整理に困っていてね」というのがあり、私がどういうことですかと聞いてみると、小さな土地を処分したいのだが、活用法がまったくなく、買い手がつかないとのこと。ただただ税金だけを払い続けているのが嫌になってきたというのです。 私は以前から不動産投資に興味がありました。建物を建てるのは難しい狭小地でも駐車場として活用できるということをいろんな人から聞いていましたから、そのおじさんの土地に興味を持ったのです。

ですが、その土地を実際に見てみると、駐車場として使うにも間口が狭く利用できません。そこで、建物もだめ、駐車場もだめなら、駐輪場はどうだろうかと考えました。ダメもとで、アグナスさんに相談してみましたが、駐輪場経営の損益分岐点は家賃の2倍の収益があるかどうかだと言われました。それ以下だと赤字になってしまうとのことでした。

 

あとは、おじさんとの交渉ですが、これはすんなり決まってしまいました。土地代は固定資産税程度になればいいというのです。なら自動二輪車用の駐輪スペースを作って月極で貸し出せば、最低1台の契約がとれれば損益分岐点をクリアしてしまいます。ならばやってみようということで、二輪用のプレハブを設置、高級バイク、高級自動二輪専用の駐輪場として貸し出しました。1台の料金は月に8000円です。いろいろな高級バイク用の駐輪場を見学しましたが、室内保管での駐輪場で月に8000円は格安です。始めたばかりですが、すでに3台の契約を獲得しました。プレハブ代もありますので利益は1万円ちょっとにしかなっていませんが、小さな投資としては成功といっていいでしょう。

さて、多くの方が住宅を購入する際に車の駐車スペースは確保するのに、二輪の駐輪スペースを確保する方は少ないようです。特に建売住宅では特別な二輪スペースなど設置していません。ですから、のちに経済的に余裕がでてきて高級バイクや自動二輪を購入しても安心して置いておく場所が自宅には無いというケースが多いのです。逆にスペースが無いから自動二輪の購入をあきらめる方もおられるそうですね。自動二輪専用の駐輪スペースは意外な需要がありそうです。