運営会社:アグナス株式会社

シャッターの閉まったお店の活用法として

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私たちの商店街での例です。この町の商店街もこのご時世からシャッターが下りているお店が目立っています。ただ、半分以上のお店は地元密着型もしくは、特殊な専門店として今後も継続して営業していける目途がたっており、商店街の活気を取り戻したいと、いろいろな案がだされていました。もちろん新規店舗の開店、誘致なども案のひとつなのですが、駐車場、駐輪場の確保もその一つでした。

昔ながらの商店街なので、アーケードはありますが専用の駐車場も駐輪場もなかったのです。

そこで、完全に閉店しているお店を一部取り壊し駐車場に、一部を駐輪場にしようという案がでました。駐車場に関してはお店を完全に取り壊さないとできないのに対して、駐輪場のほうは店舗をそのままにして改装するという方法がとられました。そのほうが雨風も防げるので良いだろうということです。

商店街のための駐車場、駐輪場なので、商店街利用のお客様に関しては料金を無料としました。各お店で、利用券をだしてもらい清算する仕組みです。そのシステムに関しては駐車場、駐輪場を専門としているアグナスさんに相談にのっていただきました。お客さんからも商店街が利用しやすくなったと好評で、各店舗とも売り上げ増に結び付き、非常に満足できる結果となっています。

 

ここで駐輪場に関してはもうひとつの案がだされていまして、それは何かといいますと、貸自転車を置くという案です。私たちの町は城下町です。自転車で気軽に行ける範囲内に景色の良いところとか、観光施設などがありますので、商店街で買い物をしてもらって、ついでに自転車での散策も楽しんでいただこうという案です。これも予想以上に好評で天気の良い日には貸自転車が足りなくなるほどです。

ここで駐車場だけではだめだったのかという話もありしたが、自動車で行くほどの遠距離でもなく、歩いていくには遠い、そんな中間距離のお客様にとっては自転車で気軽にいけるというのが良いらしいのです。そんなお客様に来ていただくには、やはり駐輪場は必須だと感じました。