春から秋にかけてのツーリングシーズンは特に、またツーリングライダーでなくてもライダーと呼ばれる人たちは、安心してバイクを止めて置ける二輪駐車場の情報を求めています。ライダーでない方は存じないでしょうが、ネット上では常に多くのバイク用駐輪場の全国情報が飛び交っているのです。

だから目的地より少しくらい離れた場所でも、表通りから奥に入った場所でも、ライダーからは貴重な存在として求められているのです。ただ、50ccを超えるバイクの場合は法律により自動車の扱いを受けますから、自動車用の駐車スペースに止めることも可能ではあります。

注意が必要なのは50cc以下のバイクです。原付スクーター等の50cc以下のバイク（原付一種）は、道路交通法により「自転車」としての扱いを受けますから、駐輪場を使用しなければなりません。もし、自動車用の駐車場に駐車してしまうと、駐車場利用者や、駐車場管理者から警察に通報される場合があります。ただ、そのことを知らないかたも多いのも事実です。そのため二輪専用の駐車場を作ったが利用者が少ないといった場合に対策として、看板にその事実を記載するだけで利用率が上がったという事例もあります。

バイクを駐車する時の場所は非常に曖昧で判断に迷うことがあり、大型バイクに乗っているかたたちも、しかたなく自動車用の駐車スペースに止めていますが、盗難・いたずら防止のために二輪専用駐車場を求めているのが本当なのです。しかし、二輪専用の駐車場は全国的にみてもまだまだ足りていません。だからネットで情報交換が盛んにおこなわれているのです。それは一時駐輪も月極でも同様ですから、空き土地を所有している方で、その土地の利用法を考えておられる方は、バイク専用駐車場の設置を考えてみてはいかがでしょうか。全国的に足りていない現状、投資としても絶好の機会ではないでしょうか。