運営会社:アグナス株式会社

自己所有していた「うなぎの寝所」

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うなぎの寝所といっても川の中のうなぎの生息場所という意味ではありません。接道面積が広めで、なおかつ縦に細長いような、あまり建物には向かないような形の土地のことです。私の所有地にそういう場所が2か所ほどあり、こうした形状から、奥行きがないため建物はつくれず、住居はもちろんテナントとしての活用もできないため、土地の価格も安く、また売れない。しかし、そんな土地でも場所によっては駐輪場として活用できる例が多いのだとか。どんな場所かを抜きにしても、うなぎの寝所は駐輪場として理想的な形だそうです。

私の土地は繁華街に近いということもあり、そこを駐輪場として経営してみることにしました。使わなければ、固定資産税を取られるだけの負の財産でしかありません。少しでも収益を得られればそれは不労所得になります。実際に繁華街などで、こんな形の土地が売られることがあります。建物は無理ですが、駐車場や駐輪場経営をするならば、絶好のスペースらしいのです。

繁華街では土地代そのものが高いのでたいていのオーナーさんは建物をつくって貸すという不動産投資をされるのだそうですが、あえて土地を残しておく方もいるのだそうです。なぜなら、その空いたスペースは貴重な駐車、駐輪スペースとなるからです。とくに駐輪場ならもし失敗しても撤退しやすくリスクが非常に少ない投資案件となります。投資ですから当然失敗すれば建設費用の分だけ損失になりますが、実際にはその貴重な駐輪スペースを活用して失敗することはほとんど考えられないそうですね。建物をつくると費用もかかり撤退も難しい。では利回りはというと、回転率さえよければ建物と変わらないくらいの利回りが得られるので、もし他にライバルとなるようなスペースがない場所なら迷わず駐輪場にすべきだと思います